
倉庫や工場などでよく聞くネステナーという言葉ですが、そもそもネステナーとはどのようなものなのだろうと疑問に思うこともありますね。
ネステナーというものは、実はとても簡単な存在です。
ネステナーとは
ネステナーとはどのようなものなのかというと、ずばり工場や倉庫内で使用される保管ラック、あるいは保管棚のことを指しており、パレットと一緒に使うことが基本です。
「巣」といった意味がある「nest」が由来となっている名称であり、ネステナー以外にもネスラックやスタックテナー、ネスティングラック、あるいはただのテナーなど様々な呼ばれ方をしているということは覚えておくと良いでしょう。
ネステナーの耐荷重は一般的なサイズだとおよそ1000kg程ですが、ネステナーの背が高くなればなるほど耐荷重が減っていくという特徴があります。
ネステナーの種類
ネステナーにはいくつか種類があります。
正ネステナー
正ネステナーとは、荷物を載せるために格子状になっている部分が下部についているもので、パレットと一緒に移動することができるという特徴があります。
そのためレイアウトをよく変更するような倉庫や工場内で使われることが多いと言えるでしょう。
逆ネステナー
逆ネステナーは正ネステナーと逆のもので、上部に格子上の屋根のようなものが付いている形のものを指します。
一段目は直置きになりますが、一台で二段分の荷物を置くことができることから、普段あまり移動しないような倉庫や工場で使用されることが多くなっています。
その他のネステナー
その他にも正逆両用のネステナーやステージ付きの正ネステナーなどもあるため、必要に応じて使い分けることができるでしょう。
コマーシャル:ネステナー